この声がなくなるまで
「あんた誰?」

その声にえ?っていう顔で振り向いた。

その瞬間私の顔がえ?からえ!に変わった。

白崎 竜がいた。

「・・・え・・っとぉ。私はその・・・」

ヤバい。

絶対に疑われてる。

これって絶体絶命大ピンチだよね?

なんか白崎 竜がん見してくるんだけど。

早いとこ逃げたほうがいいよね・・・?

よし。3,2,1で逃げよう。

3・・

2・・

「あのさぁ。アンタ誰?ってか何してんの?」

お、遅かった――

あなたのことが気になってつい見ちゃいました!

なんて絶対言えるかぁ!


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