この声がなくなるまで
りな・・・

何か月ぶりに見るかな?

りなは私のこと忘れてたんだね。

私にあんなことしたくせに・・・。



去年の12月―――

先輩やりな達に無視されて1カ月がたとうとしてる。

そんなときだった。


今日も私は1人で部活に向かった。

きっと今日も1人で誰とも話さず終わっていくのだと思ってた。


けど、部室の中に入ってグローブを手に取ったその時・・・

ドンっ―――

えっ!?

なんの音・・・。

後ろを振り向いた瞬間

バタンッ!―――

っという扉がしまる音がした。

嫌な予感がした。

本能が扉を開けなくちゃって言ってる気がした。

そしたら

ガチャッ・・・

カギが閉まる音がした。

確実に私は閉じ込められた。
< 18 / 22 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop