だからこそ、キミは。



前の私だったら、佑くんの名前が出てきただけでも、きっと泣いていた。



苦しくて、悲しくて。

自分をコントロールできなくなっていたはず。



なのに、この変化は、なに…?




『わかんないや。』



何回か思考を低回したあげく、私出した答えは結局これ。

なんの変哲もない言葉。



だって、本当にわからない。

自分で自分の気持ちが、全く理解できないんだもん。


私にとって、佑くんはなに…?



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