だからこそ、キミは。
epilogue
He will never love me again.
Nevertheless, I don't regret falling in love with you.
『わぁ…!』
思わず、感嘆の声を上げてしまっていた。
細いくびれに、華やかにアップされた髪。
真っ白で純白なドレスに、身を纏っていて。
私もいつかこんな風になりたいと、心の底から思ったの。
『おめでとうございます、理恵さん。』