君に裁きの鉄槌を













宮「なんだよ、なんだよなんなんだよ!」

東「やめろ和弥…ッお前だけじゃねぇんだよ…イライラしてんのは…」

八「でも、あんなにいわれるとイライラ発散したくなるよねー」

結「…俺達、間違ってたのか?」









逃げるように部室に来たサッカー部全員。その中でも、レギュラーの宮織和弥、東条大樹、八神陸、結城彰。

彼等にはもう余裕はない。










結「…間違ってたのか?俺達…ッ、由姫菜に良かれと思ってやったのに…」

東「確かに間違いだよ…七瀬は泣いていた。」

八「確かに、ゆきちゃん吉澤のこと親友だって思ってたもんね
  ほんとは俺達が守らなきゃいけなかったんだよね」

宮「やめろ、由姫菜の話は…
  もう戻ってこねえんだから…ッ」










主にあの4人しか喋らない。他の奴等は…なんなんだろう。








若「ま、まあまあ。落ち着こうぜ?こうゆうときこそ」

氷「あんな噂、すぐ消える」

穂「大丈夫だよ」

秋「…時が流れるのを待とう」









あの4人に比べかなり落ち着いている。そして、和弥たち4人はピクリと肩を揺らした。そして、岬の横にたっていた恭二が口を開いた。









壱「余裕なんだね」

























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