君に裁きの鉄槌を
神「サッカー部、活動を休止するみたいだな」
『あぁ』
神「なんか、あったのか??」
『クスッ、そうだねー…理由を表すというなら…仲間割れ、かな』
僕は楽しそうに笑う。後ろにいる神宮寺が息を飲んだ気がした。
『授業、始まるぞ?学園の王子サマ。
またサボんのか??』
神「…ッ」
『…何だよ』
何もしゃべらない神宮寺に痺れを切らし振り返ると、神宮寺は下を向いていた。
次の授業はここでサボりたかったんだけどな…
岬はフェンスを掴んでいた手を離した。
『じゃあな、授業遅れんなよー』
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