君に裁きの鉄槌を









麗華は毎日毎日由姫菜と一緒にいた。由姫菜も、麗華のことだけは拒絶しなかった。






麗華といるときは、力なくだが笑ったり。普段とは変わりはない。










そして、麗華と彼らも連絡を取るようになっていた。今日は起きなそうだから面会に来ても平気。今日は無理そう。







彼らの間の交流はいつだって由姫菜が間にいる。









そして、今日も由姫菜は目を覚ましそうにないので彼らにメールを送った。










今日は、大丈夫そう









すぐに返信が来たので、麗華は花の水を取り換えに行こうと立ち上がった。









『……れい…か…』

?「!由姫菜起きて…ッ




  …あなた、は…」













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