君に裁きの鉄槌を











そうよ、私たちは家族。








"麗華、本当に、本当に"







どうして、どうしてそうやって最期みたいな言い方するの








"ありがとう"








まだなんにも、姉妹らしいこと1つもしてないよ。











"麗華は私のたった一人の友達です"








私も、私もよ由姫菜。











"麗華"







私は本当にあなたが











"大好き"







大好きだよ









だから、いなくならないで








もう、一人にしないで









何処にも逝かないで









由姫菜










喪失の恐怖は、もう二度と味わいたくないの








そして、麗華たちは屋上の扉を開けた













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