君に裁きの鉄槌を

そういえば、まだ私の自己紹介をしていなかったわね。



　
私は七瀬 由姫菜(ﾅﾅｾ ﾕｷﾅ)
日本に限らず、世界にまで進出しているくらいの大きな会社の一人娘。


そして、金持ちが集まる学校に通っていた。
学校にはとある理由でめがねをかけて二つ結びで通って。
そしてサッカー部のマネージャーをやっていたんだ。


だけど、


親友、仲間


みんなに裏切られ。



私は学校から逃げ出した。







だけど、私は学校に戻ってくるの。


貴方達に復讐を遂げるために。


三ヶ月間、考えに考えて、男として入ることを決めていたら、


まさかお父様から言っていただけるとは思ってもいなかった。






昨日、お父様からいただいた名前。





"椎名 岬(ｼｲﾅ ﾐｻｷ)"




として。







私は、






…いや、僕は









復讐を遂げに…













父「楽しそうだな、由姫菜」

『ええ。もう楽しみで楽しみで…うふふふ』

父「はーはっはっは！！
　まあ、我が母校の歴史に残るくらい派手にやってくれよ！」

『お任せを…ふふっ…』

父「さーて。そろそろ時間だろ？椎名君」

『！

　…そうですね、社長。
　行ってきます』









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