君に裁きの鉄槌を








元から知り合いだった私たち。

だから、信じていたからこそ…花恋の命令で、一人になったことに気づかなかった。










今思えばおかしかったんだ。私がマネージャーになって、花恋が私に恋の相談をした途端に皆がいなくなるから。











すべての計画に、私はまんまと引っかかっていた。











どんなに皆が離れていっても、花恋がいればよかった、



花恋が、私をわかってくれてさえいれば


















そんな気持ちも、その時壊れて消えた。














只でさえ、この屈辱に耐えれなかったのに、親友の裏切りは何よりも私には答えたんだ






























『れい…か…れいか…麗華』

麗「…ゆき………岬?」

『クスクス…僕の味方は…あの学校にはいない』
















































神「…なんだよ、呼び出したりして」

流「み!」

悠「さ!」

佳「き!」




















次の日、屋上に彼らを呼び出した。


何も知らずに高いテンションの彼らを、僕は見つめる。














『久しぶり』

神「あぁ。で?なんなんだよ」

『突然だけどさあ…神宮寺は…この学校で強姦事件が相次いでいたことを知っているか?』

神「…聞いたこと無いぞ?」

「「「!!!」」」


















神宮寺は関与なしか…
























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