君に裁きの鉄槌を
女1「椎名君椎名君っ、椎名君はどこの国とのハーフなの?」
『僕の母さんがイギリス人なんだ。
病弱でもう死んでしまったけどね』
女2「椎名君は彼女とかいらっしゃるの?」
『彼女はいないけど・・・
大切な人はいるかな?』
女2「ええええ!!」
『ふふふ』
女3「椎名君はどっか入りたい部活とかあるの?」
女4「それ私も知りたあーい!」
『僕?
僕はね…サッカー部に入りたいなって』
女「「「「「サッカー部!?」」」」」
キャーキャー騒ぎ出す女子。
なんだ?
女3「また素敵な方がサッカー部に!」
『サッカー部はそんなにすごいの?』
女5「みんなかっこいい方ばっかりなの!」
『へえー((ニコッ』
女「「「「「きゃあああああ!!」」」」」
ひとつ笑えば叫ぶ。
ふふふ。
性別が変わればこんなにもてはやしてくれるんだねえ…
由姫菜のときは害虫のような扱いをしたくせに…
あ、そうだ
『サッカー部にマネージャーはいるの?』
女2「サッカー部のマネージャーは、椎名君の隣の席の花恋よ!」
『…隣…吉澤さん?』
女3「そう!」
僕を追い出して、自分がマネージャーになったわけねえ…。
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