君に裁きの鉄槌を











ハッと思い目を開けると、目の前に広がるのは向き質な天井。




そう、岬の思考が現実世界に戻ってきたのだ







座り、頭に手を当てて思考を張りめぐらせる。








僕の…僕の一体何が間違っているんだというんだ

そしてなぜ、僕は僕自身の夢の中で自分と対話している?


自分の人格と…なぜ?



まさか…



あいつ等に対する情が残っていたとでも言うのか?








ひとつの結末に行き着いたときに、岬は笑い出した







笑わせるな、由姫菜

君の幸せ。。。



それは










あいつ等を地獄に落とした先に待っているんだよ?













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