ずっと、居て欲しい。



「おー久しぶり。部活?」



「うわっ!!びっくりした…。」




急に開いたエレベーターと


それが井崎先生だったから。



「あっ!!せ、先生!!これいる?」



持っていた小梅の飴を
袋ごと差し出した。




「おぉありがとー。」




先生が取ったのは
一袋に二つしか入ってない大玉。



「部活頑張ってー。」



そう言って去って行った。




もう夏休みには会えないって

諦めてたけど




よかった。



しかも飴あげれた。




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