恋と愛と情
半年前‥
「今日飲みに行こうよー。今ね、3人なんだけどさ!!当然来るよね?」となんとも強引な電話をかける。
「ゆきさん‥今日はお金ないんですよ。行きたいけど‥」と可愛らしく断ってきた彼。
「ふーん。またね!」せっかく誘ってやったのに‥
先輩から誘われたら断らないのが普通でしょ!!!
悔しいな‥
そんなこと思いながら飲んでたからかな‥
なぜか私と寮に住んでる男の先輩2人は私のわがままによって、なぜか彼の家の中にいたんだ。
「なんで今日来なかったの~寂しかったよ~けいちゃ~ん」酒癖が悪いって本当厄介だと思う。
まあ私なんだけどさ。
「ちょっとまじ悪いんだけどゆき泊めてやって。俺んち寮だからさあ。無理って言っても聞かなくて‥本当申し訳ない。」
「うるさいなあー。ゆきはここに泊まるっ決めたっ」
「まあ全然いいですよ!たまに友達もこうやって酔っ払ってくるし。」
「いや本当申し訳ない。そしたら俺は帰るわ。ゆき!!けいのこと襲うなよ!!」
なんて先輩らしいこといっていなくなった。
「けいちゃんっ安心してっ襲ったりしないからっ一緒に仲良く寝ましょう(^O^)」
なんて呂律が回ってなかったけどちゃんと言ったつもりだった。
私は男と女を年下の彼では意識してなかったし、今後することもないって思ってた。
この日がまさか浮気の始まりの日になるなんてちっとも思わなかったんだ。