極上に甘いKISS



微妙な雰囲気の中、1日が始まった。



私を一目見ようと他のクラスからわざわざ見に来たり、付き合ってるだの婚約者だの変な噂が流れ出した。



「……どうしよう。
変な噂が流れてる…」


「そんなこと気にしてんの?」


「うん。……ん?」


「えへへ。この黒猫ちゃんが麗の言ってた子か」



クリーム色の髪をキラキラなびかせてニコニコ、はにかむ1人の男の子。


< 41 / 46 >

この作品をシェア

pagetop