可愛くなりたい
結構さっき言われた言葉が
僕を悩ませていた。
そのせいかな?
周りが
見えていなかったのは……
ドッジボールしてる事、
忘れてたんだ。
「梨羽ーっ」
ボーッとしてた僕に
洸が大声で叫んだ。
その瞬間
我に返ったんだ。
目の前にはボールを僕に
当てようとする男子。
さっき挑発したからなぁー
当てる気満々じゃんι
僕は顔に当たるのを防ぐのが
精一杯で、
距離3mくらいから
当てられた。