可愛くなりたい
気安く……
僕に触るなあー!!!
バシッ――――――――
僕は洸の手を払った。
そして
思いっきり洸を睨み付けた。
そんな僕の表情を見て
洸はすごく驚いていた。
そりゃあ、そうだろ
だって僕…、
こんな真剣に怒った事
ないもん…………
――――洸に対して。
もう女の子らしくするの
止めよう……
だって
洸に女の子として
見てもらえないなら
意味ないもん
僕は洸を放って
また歩き出した。