可愛くなりたい



すると洸は
僕の頭に手を置いて


「まぁ、お手柔らかにな♪」



勝ち誇った笑みで
僕を見た。



コイツ…………

絶対に勉強してるーッ!



でも、



「僕だって負けない」



売られた喧嘩は買わなきゃだよな!


絶対に勝つ!


それで
いっぱいいーっぱい
奢ってもらうんだからな。



覚悟しとけよ、洸!




そして僕たちは
中間を受けたのだった。






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