天然男子
「可愛い子がいたぁー!?」
佐藤のバカデカい声に驚く俺…
「あ…
りゅうがびびった‥」
ゴンッ……
「“驚いた”だろ?」
“驚いた”を強調して笑顔で佐藤に言ってやった。
「そーですね。
すいません。」
なんで
コイツは、謝るとき棒読みなんだ?
世界には、不思議がいっぱいだ…ウンウン。
1人で納得して
暇になったから、仕方なく戸田と佐藤の会話に入ってやった…
「いゃ~
俺もびびったぜ~?
世の中には、まだあんなに可愛い子で溢れてるなんて…☆」
「戸田…
お前はMな上に馬鹿なのか…」
「カメは、あの可愛らしい女の子達を見てないからそんな事が言えんだよ!」
「俺は
お前らと違って女に興味は、ねェんだよ‥‥」