天然男子


「龍亀ー♪」

「「……」」

「む?」

ある女が俺に向かって早足で近づいてくる…

「あぁ…
カメには、真澄ちゃんがいるのか…
だから、俺達の苦労知らないんだ…」
「な‥
だから“女に興味ねェ”とか格好いい事ズバズバ抜かしてやがるんだよ…」

「ムカつくぜ…」
「なんか言ったか?
ぁあ゙?」



「嘘です。
何も言ってません。」

「佐藤ー♪
お゙ま゙え゙かぁぁ!!
俺の愚痴言いやがったのわ゙ぁぁぁ!」

「ヒィー!!」

「なんだ…
俺無害だ‥」
「戸田もに決まってんだろ?」
「ギャぁぁぁあ!!」






「お前らなぁー
そんなに、こわいか?
俺??」
「「普通にこわいだろッ!」」

「なんで?
別に、脅してる訳でもねェのに‥」
「“脅す”越えて、殴ってんぢゃん…」

「ぁあ゙?」



「「ギャー!!」」

「殴ったっけ?
全く覚えにない。」

「覚えにないんかいッ!」
「まず、そこコワいだろッ!」







< 5 / 13 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop