霊感少女はお姫様!?
「仁。ファイトッ!」
私は、そう言ってすぐに教室に入った。
「ちょっ!待ってっ!沙良ぁぁッ」
叫び声が聞こえてきたけれど
気にしない気にしない。
まず、座席を確認して
自分の席に座った。
そして、キョロキョロとあたりを見回す。
あぁ!教室入ったときに違和感を感じたんだけど
その理由が分かったよ♪
教室に誰もいないからだ!
さっき、みんな仁を追ってったからね
すごい仁。
男の子でさえも夢中
誰もいないんですが・・・
まさか、モデルちゃんも追いかけていっちゃったのかな?
残念・・・
私は机につっぷした。
誰も教室に入ってこない・・・
だから、お昼寝(?)することにした。
眠りはじめて、夢を見ていたのかもしれない
でも、感じたの
ドアのほうから暖かい風が吹いてきたんだ。
まるで、快人みたいな・・・
優しい風が・・・