霊感少女はお姫様!?
「こいつが・・・?」
こいつが、○○の墓に花束置いてくれたのか
「ありがとな・・・」
俺は、夢の中にいる小都美 沙良にそう言った。
俺、こいつときっと喋れない
仁さんに近づくなって言われちゃったし?
って言っても席が隣なんですけど?
でも、こいつきっと超かわいいんだろうな・・・
なんたって、あの仁さんの妹だからな
逆にブスだったら笑ってやろー
そんなことを考えながら
うつぶせになっている小都美 沙良を
なんとか横向きさせた
そして、顔を覗き込んだ
「・・・想像以上なんだけど?」
すごくかわいかった。
俺は、今まで本気で女をかわいいって思ったことなかったのに
自分から惚れることなんて、なかったのに・・・
負けたって気分だな
だって、真っ白な肌に真っ黒な長い髪の毛
小さな顔に長いまつげがふちどられた大きな2重の目
桜色のぷっくりとした唇・・・
って!何考えてんだ俺っ!?
変態じゃんかっ!(いや、変態です)
モデルに普通になれるな
いや、グラドルにだってなれる
スタイルも抜群だ
そこらへんのアイドルよりも断然かわいかった