霊感少女はお姫様!?
★???side★
「はぁっ?ちょっと・・・おいっ!」
俺にぶつかった女・・・
そいつはぶつかったうえに
俺の手までふりはらいやがった・・・
とことん最悪な女だな?
てか、あいつが着てた制服って星翔のじゃねーの?
うそだろ?同じ学校かよ?
見つけ出して、どついてやろうか?
あっ・・・でも髪の毛であいつの顔見れなかった。
すごくきれいな髪の毛だったな・・・
闇のように深い黒・・・
漆黒っていう言葉が似合うような・・・
って!あぁ―――っ!!!
朝っぱらからなに考えてんだ俺わぁーっ(怒)
「そーいえば、あいつここでなにしてたんだ?」
俺は朝からいろいろ忙しく
考えごとをしていた。
そして俺は、この墓に眠っている
○○の所へ向かった。
「あれっ・・・?誰か来たのか」
○○の墓には
煙のたった線香と、花束。
そして、チョコレートが置いてあった。
○○が大好きだったチョコレート・・・
「俺も買ってきたのに・・・」
そして、まったく同じチョコレートを
誰かが供えてくれたチョコレートの隣に
そっと置いた。
でも、このチョコレートを○○が好きだったコトは
仲いい友達しか知らないはず・・・
だけど・・・
俺は、チョコレートの隣に置いてある
ピンクのカーネーションと季節はずれのひまわりの花束を見た。
男は絶対にこんなの選ばないよな・・・
そう思った。
じゃぁ・・・誰?