俺と彼女と、ご主人様。【BL】

「っつーか、お揃いで
 そんなに嬉しいんですか?」

「決まってるじゃないですか!
 お揃いは素晴らしいものですよ!

 アンナと俺の絆が現れているんだよ!
 あ、君の許可も得ずにやってしまったね
 ごめんねー!
 こんな俺を許してくれるかい?」

「ワン!」

「ありがとうアンナぁぁぁ!」

抱きつこうとした所で、
またもや島津さんの蹴りが繰り出された。


「何するんですか!」

「……見ててイライラしたもんで。
 どうもスミマセンでした」

こけてしまった俺に、手を差し伸べた。

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