superでspecialな私のカレシ
あまりに暴れだしたので唇を離すと、また怒りだした。




そこで言われた一言




「私のファーストキス返せ」




と言う言葉。




ファースト キス






キスをそんな大切にしている奴、今時居んのか…






そんなもん






どーでも良いのかと思ってた。






少しだけ申し訳ないと思い、黙り込んだ俺に対して、馬鹿女は………





「離せよクソ変態!!」





と 俺に言った。






なんだコイツ





マジで狂ってんじゃね?







いや…狂ってるのは俺か?






女慣れしすぎて、






女は皆、俺に触れられるだけで喜ぶんじゃねぇのか?







「お前、名前は?」






「何でアンタなんかに言わなきゃイケナイのよっ!!」






「言え」





強引に腕を掴んでいた俺は、この馬鹿女に腕を思いっきり振り払われた。









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