superでspecialな私のカレシ
気になる存在
あの変態野郎と出会ってから一週間
入学してから一週間
4月から一週間
まだ
何にも進展がない!!
私も焦りすぎかな‥?
なんて思ったりもするんだけど、焦らなきゃヤバい!
本当に ヤバい!!
例のイツメン3人組からの言われようがヤバい!!
そして今も、………
「仁奈〜アンタ早く彼氏作りなさいよ〜」
「まだ出来ないの!?
こりゃ仁奈の青春、オサラバしちゃったね」
「仁奈…その、彼氏作ろうね?」
梓 澪 素乃の順番に、ポンポンと放たれる言葉の矢が心臓を直撃する。
最悪だぁぁ!!!!
何だよ何だよ〜!みんな揃ってさ!!
素乃にまで言われちゃう始末だし!!!!!
「どうせ私の青春は終わりましたヨーダ!!」
プゥッと顔を膨らませて、机に突っ伏した。
「まーた憎まれ口たたいて〜!!
何も言わなかったら可愛らしいのにねぇ〜」
オフクロのような口調で言ってきた梓がやけにママに似ていたので、ちょとニヤけてしまう。