superでspecialな私のカレシ
「きゃあ!!あの人って…princeじゃない!?」
……あ?
何で俺を指さすんだ?
ぷりんす?
誰がだよ…
笑っちまうな。
そいつの顔が見たいわ…
ミーハーな女は、のこのこと俺の方に近づいて来て、こう話す。
「あのっ!好きです///付き合っ………「は?何言ってんだ?お前」」
付き合う?
俺、こんな奴の名前すらしらねぇし
「あ、でも……」
「あのさぁ………名前も知らねぇ女と付き合うとか無理なわけ。
そぉいうの分かる?」
女の顔はどんどんと曇っていき……
「うぅ……ズイマゼン」
挙げ句の果てに、泣き出す始末…………
結局ソイツは周りにいた女達としょんぼり帰って行った。