superでspecialな私のカレシ
――仁奈side
変態野郎に会いたいと思い続け、考えた末、たどり着いた答え……それは
捜索する!と言うこと
ただ、知っているのは声と背の高さくらい……
新たな現実を知り、肩をガタッとおとす。
「仁〜奈っ!!
合コン行かない?」
彼氏がいない私に聞いてくるこの子は、泉 美羽ちゃん。
スッゴいモテるし
スッゴい可愛い!
だけどなんか嫌みっぽいような……
「行かない!合コンとか嫌いだし〜」
合コンで見つける出会いなんて、私はヤダ。
絶対嫌だし!!!!!
「えぇ〜、そんなぁ〜」
出た!必殺、甘々術…
私に教えてほしいよ……
「嫌だよ!!ヤダヤダ!合コンなんて」
キッパリと言い切った私を諦め、話題を変えてしまった美羽………
「アタシね?さっき、princeに告ってきたの〜!!」
「え―!スゴっ……で?返事は?」