superでspecialな私のカレシ
そんな中………私はただひたすらと、『無事でありますように』と祈るばかり……
「ここが相橋クンのクラスだよ〜」
――1年A組
A組って、賢いの!?
この学校は、A組から順に成績順で分けられたクラスなので、B組の私はA組から見ればただの馬鹿……………
そんな賢いそうばしクンを叱って良いわけ?!!
ってか叱るって何??!!
何を叱るの?!
「ほら、あの目立った人!」
あ……
超美少年だね‥‥
「美羽、帰ろう」
「うん。ダメ」
……………
可愛らしいスマイルをこちらに向けながら、残酷とも言える言葉………
美羽ちゃぁぁん!!!!
「ほらほら、早く!!」
「…はぁーい……」
急かさないでよ…
「あ、あのぉ〜…」
近くにいた赤毛の男の子に話しかける私は……きっと勇気ものだろう…
「ん〜?」