superでspecialな私のカレシ
ダッシュで走りながらふと考えてみる。
どうして屋上の階段なんだ?
教室でも良いんじゃないか?
そういや屋上の階段って………
変態野郎と出会った場所じゃない!?
奇遇って言うの?
考えているうちに、あっという間に階段に着いた。
ゴクッと喉を鳴らし、1段1段踏みしめていく。
心臓の早さが増す。
緊張?
あぁ……お腹が痛くなってきた……
もう少しだ
階段を登りきり、曲がり角を曲がった時……
背の高い美少年が、壁にもたれながらコッチを見つめていた。
「遅ぇ……」
綺麗な唇が言う
今日はこの階段…明るいんだね……
おかげでよく見えますよ…
prince様のお顔が!!!!
「ふんっ!
悪かったわね!!」
ヤバいよこの人
かっこよすぎでしょ…
すごい…
こりゃあ〜あの3人が言う理由も分からなくはない!