superでspecialな私のカレシ






ダッシュで走りながらふと考えてみる。





どうして屋上の階段なんだ?





教室でも良いんじゃないか?






そういや屋上の階段って………





変態野郎と出会った場所じゃない!?




奇遇って言うの?






考えているうちに、あっという間に階段に着いた。





ゴクッと喉を鳴らし、1段1段踏みしめていく。





心臓の早さが増す。






緊張?





あぁ……お腹が痛くなってきた……





もう少しだ





階段を登りきり、曲がり角を曲がった時……





背の高い美少年が、壁にもたれながらコッチを見つめていた。






「遅ぇ……」




綺麗な唇が言う



今日はこの階段…明るいんだね……





おかげでよく見えますよ…



prince様のお顔が!!!!





「ふんっ!

悪かったわね!!」





ヤバいよこの人




かっこよすぎでしょ…




すごい…





こりゃあ〜あの3人が言う理由も分からなくはない!










< 47 / 49 >

この作品をシェア

pagetop