闇の中にLight
「お前って・・・」
「何?なんか文句でも?」
「ふっ・・・別に・・・」
鼻で笑いやがった!!
失礼なヤツ!
でも、その時少し感じたことがある。
この人も同じような闇にいる。
助けを求めていて・・・
無理して・・・笑っている・・・
そんなことを考えていたら
もう放課後になっていた。
「奏!!また明日ね!!」
って美耶があたしに手を振って帰っていった。
「・・・屋上にでも行くか・・・」
家に帰っても孤独を感じてしまうだけだから
なるべくぎりぎりまで学校にいるようにしている。