Sweet homeｰ同居相手は副担でした!?ｰ

「そうよ、緋夜梨!お見合いなんてぶち壊しちゃえ!」


ぶ、ぶち壊すって…。


でも…。


今から本音を伝えに行ってもいいのかな?


「私…、バカみたいに好きな気持ちだけで動いてもいいのかな?」


「心配しなくて大丈夫!緋夜梨は元々バカだから!」


智美のフォローになってないフォローにへへ、と笑った。


「行っておいで!」


「うん!ありがと」


私はお見合いが行われる会場へと向かった。