King&Princessの恋
席替え

-席替え-


席替えって、1つのイベントだよね。


仲良い子と一緒になったり,
好きな子と一緒になったり──………


ユリア→「3番だ!」

ユリア→「27番です!
ユリアの前ですね!
そう言えば、愛海の席って
どうなったんでしょうね………」


確かに──………
気になる──………!!


だきっ


愛海→「ユリア〜!!
涼太の隣席だったよ−」


きゃあ!!


←自分、抱きしめられるの苦手です(^^;)


ユリア→「マジで?!
おめでと−」

ユリア→「おめでとうございます。
愛海☆」

愛海→「ありがとう!!
ユリア,ユリ☆」


ほんと良かったぁ!!


女の子の恋してる顔って好き。


愛海のあんな顔、初めて見るもんなぁ。


陽→「おっ!!隣は、ユリアかぁ。
宜しくな!」


武三 陽(タケミ ヨウ)
いつも涼太の側にいる男子。
優しくて,一緒にいると暖かい。


ユリア→「宜しく♪」


-1時限目-


私は、ノ−トに授業内容を書いていた。
←(当たり前だよね^^;)


コソコソッ


陽→「なぁなぁ。
“姫乃 ユリア”とどう区別してんの?」

ユリア→「授業聞いてなよ!!
私は、そのままで“姫乃 ユリア”は
“ユリ”で区別してるよ!」


ピンッ


洋一先生→「後ろ2人、何話してる!!」


洋一先生がチョ−クを投げた。


私と陽の頭に命中──!!


ユリア→「いったぁ−………(泣)」

陽→「いってぇな!!
何すんだよ−」


私と陽の頭に命中した瞬間、
静かだった教室が笑い声で響いた。
< 7 / 7 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:5

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop