Dear.
子供
「 聖弥!パパだぞ~! 」
聖弥が産まれて半年が過ぎて
よたよたと歩く小さな子供が
家をうろうろするのが
普通になった。
それから・・・
「 ぱぱぁ? 」
「 おーっ!パパだ! 」
かなり 親ばかな男の姿も。
写真もビデオも散々撮って
それでも飽きずに撮る。
「 バカと聖弥くん、ご飯でちゅよ~ 」
”おいでおいで”と龍弥が
聖弥を手招いていたけど
聖弥を抱き上げてイスに降ろして
何事もなかったようにご飯を
口へ運んであげる。