Dear.




「 聖弥寝ちゃったの? 」


「 腹いっぱいになったら
  子供は眠くなるしな? 」




部屋に戻ってきた龍弥は
”続き”とあたしを押し倒して
首元に顔を埋めた。





「 なぁ・・・ 」


「 ん? 」


「 もう1人産んで 」





そう言って あたしの服に手を
かけた。








・・・もう1人産んで?





「 バカじゃないの!? 」







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