Dear.




「 やっぱり寂しかった? 」


「 しらない! 」





あたしが顔を逸らすと
クスクスと笑い声が聞こえてきて





「 何で笑ってるの! 」





あたしが怒ると やっぱり
笑いながら






「 愛してるよ 」





キスを落してきて、






「 ・・・麗華は? 」





・・・・悔しいし、言いたくない。
分かってるくせに言わせようとして
やっぱりあたしには意地悪。







< 52 / 60 >

この作品をシェア

pagetop