ただ君だけを想う。
そんな所に男性陣3人が合流。


『お前ら早ぇーなぁ。』

『目立つんだけど…、』


最初の一言目にそう言ったのは
拓海くんと愁ちゃん。


で、もちろん女性陣(二人)の反感をかった。


「なーにが、早いよ!レディーを待たせるなんて有り得ないのよっ!」

「愁、目立つとは何よ!」


『まだ5分前だろーが!』

『お前ら朝から煩いし。』


どうしてこうなるかな…。


そう思いながら側で見てるだけの私に、


『あの、ほっといて大丈夫?』


柏木くんが遠慮がちに私の隣に来て、
遠慮がちにそう尋ねて来た。


「あっ、柏木くん…」


私よりも背の高い柏木くんに顔を向けた。



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