ただ君だけを想う。
それからまた皆でぶらぶらしていた。


誰かがここ見たいと言えば足を止めて、
一緒にそのお店に入ったり、違うお店に入ったり。


そんな楽しいひとときを過ごしていた。


「あ、ちょっとここ寄ろうよ!」


理央の言葉に皆が反応して、
立ち寄ることに。


「私は、ここで待ってるね!」


少し疲れたこともあり、
少しだけ休憩することにした。


そしたら、
もう一人私と同じ考えの人がいて、


『俺も。』


「…っ!」


それは、愁ちゃんだった。


「あら、そ?じゃあ行って来るね~!」


気を遣ってか遣わずか、
茜が即座に他の皆を連れてお店に入って行った。


それには若干苦笑いしつつ、
行ってらっしゃいと見送った。


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