ただ君だけを想う。
そんなことを思っていた私の周りにも、


愁ちゃんには敵わないけど人が集まって来た。


「海音、おはよう!」


「茜(アカネ)おはよう~」


一番に話し掛けて来てくれたのは、


同じクラスで同じ部活でありながら、
中学からの友達で親友。


茜と喋りながらも他のクラスの子にも挨拶をする。


『日比野さん、おはよう』

「海音ちゃん、おはよう♪」


「おはよう~!」


今日も笑顔で頑張んなきゃだよね!!


例え、愁ちゃんが私を“女の子”として見てくれなくても…。



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