ただ君だけを想う。
そう思って動かしていた足を私はピタッと止めた。


こちらに急いで来ていた悠里は突然のことにびっくりしながらも、悠里も一緒に止まる。


不安そうな顔をしてる悠里を見ると申し訳なくなった。


「海音…、怒っ…た……?」


「怒ってないよ、ただ、悠里にも聞いて欲しいなって思ったの。」


「………?」


「か、彼氏とのこと………!」


彼氏だなんて言うことが無いのでそれだけで照れてしまう私。


こんな姿見られたらからかわれるんだろうな、あの3人に……………!


という思いと同じく、クラスが離れてからはあの3人とものんびり過ごせてないので、近いうちに出かけられたらなぁと思った私だった。


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