ただ君だけを想う。
「そんなことより!海音!新しい下着は買ったの!?」


「なっ…」


理央さん、ここは公共の場であり、しかも割と静かなカフェに私たちいるんだから!


「お泊まりなんでしょ~?てことはもうあれじゃない!」


「あれって………」


「も~!海音てば鈍いんだからぁ!良い?海音。受け身ばかりじゃダメだからね!時にはこっちから押すのよ!」


理央が何だかとても熱弁してくれた。よくわからなかったけど、深く聞くことは辞めておいた。


嫌な予感しかしないから。


とりあえず下着の件もスルーしておくことにする。


< 211 / 218 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop