ただ君だけを想う。
「二人とも…、誰かに恋してる?」


『「え・・・?」』


いきなり聞かれた質問にびっくりした。


「ふふ、何となくね。

私ね、彼と付き合う前凄く好きな人がいたの。

でも…その人に振られて…、
傷ついてた時に彼が側にいてくれて、
いつのまにかその人のこと忘れて彼のことばっかり考えてた。

彼とは幼なじみで…ずっと私は“幼なじみ”っていう関係のままなんだろうなって思ってたけど…

人の気持ちってわかんないのよね~。

だからあなたも、諦めず頑張ってね!?

後、後ろの彼も。」


言われた言葉がとても胸に刺さって…


なんだかとても勇気付けられた。



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