ただ君だけを想う。
理央と良太くんが付き合ってから
至っていつも通りの日々を送っている私。


そう簡単に告白出来るわけがない。


てゆーか、告白出来てたら一年間も片思いしていない。


「海音…、」


「んー?」


茜の呼びかけにりんごジュースを飲みながら適当に答える。


「あんたどんどん老けてない?」


「なっ、失礼な…!」


窓際に伏せていた体を起こして茜に抗議をする。


「だって背中が十代じゃないんだもん」


「…」


どんなよ…背中が十代じゃないって…。


はぁ、もう訳わかんない。


「可愛い海音がだいなしよ~」


「そりゃどうも。」


何ともユルい会話。


確かにこれはヤバいか…!?


周りを見渡しても何と言うか…

キャピキャピしている!



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