大学生
思い返せば高校以来僕は恋愛というものに縁がなかった。


誰かを好きになる…ということもなく,一日一日を過ごしてきた。


悲しいことに僕の回りには同じようなやつらはが多かった。


「あっ!バイト行かなきゃ…」

雄太郎が急にたちあがった。


「俺もだ,もうそんな時間?」

時計を見ると4時を少し回っていた。


「あらら,テスト中なのによゆうだわねぇ」


美穂が前に雄太郎が言ったことに近いことをいった。


「俺らはあの魔の政治学さえ終わりゃ楽なんだよ」


僕は帰り支度を始めながらそういった。


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