大学生
「なるほど…前もいったけど,そろそろ夏休みの企画,連絡するから」


美穂はそういったが帰るよう様子はなかった。


「あれ?美穂帰らんの?」


雄太郎が美穂にいった。


「うん,これから予定あるから」

といった。



「あら?男ですか?」

僕は笑い,茶化すようにいった。


「違うよー!女友達!」


美穂は少しおこりながらいった。


「ごめんごめん,んじゃバイト組は帰ります,おつかれーっす」


僕はそう言い残し,雄太郎と共に帰路についた。



< 19 / 20 >

この作品をシェア

pagetop