シニユカバ・スーパーソニック
眠りにつくまでそれからしばらく考え事に走るのも、たとえその結果ネガティブに陥ろうとも、退屈な時間を効率よく消費出来るならば構わなかった。
少しずつ、気持ちと体が微睡み出す。
フッと一瞬、足を踏み外したかのように闇に堕ちていく感じがした。再び彼女は気が付くと、目の前に何だか懐かしい風景が広がっていた。
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