導光
私は・・・・・・物心ついた頃から
他人を信じることが出来ない。
裏切られることが怖いから。
自分が傷付くのが怖いから。
それなら最初から誰も
信じなければいいんだ。
そしたら傷付かないもの。
でも、一人で強く生きると
決めたはずなのに時たま
無性に寂しくなるんだ。
誰か、私に気付いてよ。
本当は脆くて弱い私を
誰かこの闇から助けて。
そんな願い叶うわけないのに。
私は誰にも愛されない。
ずっと孤独に一人漂ってる。
誰か、誰か。
私を愛して。