続・僕の靴下〜コラボ作
さっきまで、これでもかという程、照り付けていた太陽。


しかし、今は厚い雲に被われ、空はすぐにでも泣き出しそうだ。



懐かしさに浸っている時間もなく、街を跡にしなければならなかった。



駅で切符を買い、電車の時間を確認した。



「まだ、時間があるな……」



僕は、改めて街を振り返り、彼女をゆっくりと思い出した。



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