enjoy!
佐伯先輩は仲良くなった一ノ瀬さんの部屋
に行くみたいだったけど。
あたしと日花梨先輩は部屋で大人しくガー
ルズトーク。
「疲れたね。
温泉入りたいー。」
「ですねー…。
ユニットバスしか使用禁止ってのがちょ
っと不満です。」
まぁ、大体ダメな理由は想像できるんだけど
ね。
「ねぇ、そいえばさ…
カウンセラーに何話した??」
「んー…メンタルのことですかね。
肝心なところでミスったらダサいじゃな
いですか。」
「へぇ。」
先輩はいちご牛乳のストローをかじる。
「先輩は何話したんですか??」
「恋の相談。」
「ぶっ!」
…鼻からオレンジジュース出るかと思った。
なんでそんな冗談を真顔で言うかな…この人!
「なんで笑うの!?
てか、マジだし!!」
「え、マジなんですかっ!?」
日花梨先輩にお尻をたたかれる。
「日花梨先輩乙女~ってか?」
「なんも言ってないじゃないですかー!」