enjoy!

そう考えると、なんか目眩が…。

 「ああ、もう11時か。
  私、もう寝るわー。おやすみ。」

 「あ、おやすみなさい!」

日花梨先輩は凄く寝つきがいい人だ。
まぁ、ちょっと寝相が悪いのが残念だけ
ど。

 「…あたしも朝早いから寝なきゃ。」

アラームをセットするのにあたしはケータ
イを開いた。
知らないうちに優奈からメールが来ていた
らしい。

 『愛華ー!
  会えなくて寂しいよ~><
  合宿は順調かな?
  あ、お土産期待してるからね!』

…優奈らしいメールだ。
こんな優奈にはあたしからの最高のお土産
をあげるとしよう。

 『メールありがとね☆
  合宿は結構順調だよ!
  他校の人とかとも仲良くなれたりで^^
  お土産は…まぁ期待してて(笑
  じゃあ、おやすみノシ』

ベッドに入ったのはいいけど目が冴えてきて
しまった。
…優奈へのお土産をどうやって確保するか。
そんなことを考えていた。

 「…今、行っちゃおうかな?」

あたしはある欲望を胸に部屋を飛び出した。
もちろん、鍵はちゃんと持ってね。
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